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ご購入検討のお客様

 ムラタ溶研製 タングステン研磨機にご興味を頂き、誠にありがとうございます。
 弊社では多くのお客様へ提供できるようTIG溶接用6機種を用意させて頂いております。
 6機種の中でどれが良いか、どの機種が良いか分からない所もあると思いますので、簡単ではございますが説明させて頂きます。タングステン研磨機選びのご参考になれば幸いです。

 大きく分けて「手動」と「自動」に分かれます。電極径は、主にφ1.6、φ2.4をお使いのお客様が多く、「手動研磨機」の「MT-10M」が人気商品となっております。

 「MT-10M」 は、角度が10度から120度まで任意に変更可能で、φ1.0〜φ3.2までオプションなしで研磨可能です。使い方は簡単で、電極を本体上部の電極ガイド へ挿入し、電極を軽く時計方向へ回します。砥石は安全アクリルカバーで覆われていますので安全に作業が行え、粉塵の外部への飛散も抑えています。また、こだわりをお持ちのお客様向けの軸方向研磨や2段研ぎも可能です。

 φ3.2やφ4.0以上のお客様には「MT-11M」をお勧めいたします。
 基本性能は「MT-10M」と同じですが、研磨砥石の外径がφ75と大きく太電極対応の機種です。φ2.4以下であれば「MT-10M」で十分に対応可能ですが、φ3.2以上の電極の研磨が多い場合、「MT-11M」の方がランニングコストは安くなります。標準仕様はφ2.4、φ3.2、φ4.0の研磨になりますが、オプションの電極ガイドを購入頂ければφ6.4まで研磨可能です。

 次に紹介させて頂く機種は「自動研磨機」の「MT-10D」です。
 角度は10度から60度まで任意に変更可能で、φ1.0〜φ3.2まで研磨可能です。研磨する際には、それぞれ電極径に対応した精密チャックのご購入が必 要です。研磨方法は、チャックユニットと精密チャックで電極を掴み、本体に挿入しスイッチを押して自動研磨を行います。研磨動作はタイマーで自動的に終了 します。タイマー時間は任意に変更可能です。「手動」に比べ、電極をチャッキングして固定しますので、削り過ぎの心配がありません。また、作業者による研磨のバラつきがありませんので、ロボット溶接や自動溶接のお客様に好評です。(決して「手動研磨機」の研磨の仕上がりにバラつきがあるというものではありません。)研磨砥石は、両面電着で経済的です。また、研磨長さも電極設定ゲージにて均一に設定できます。その上、人間による力が加わりませんので、砥石の寿命は長くなります。

 以上の「MT-10M」「MT-11M」「MT-10D」がタングステン研磨機の主力製品です。
 その他に、安価で角度20度固定の「MT-10RX」「MT-11RX」、「自動研磨機」で電極の先端をフラットに研磨可能な「MT-10DX」を用意しております。

 ムラタ溶研製タングステン研磨機は、研磨の再現性・操作性・便利性・安全性を追及し、発売以来、多くのお客様に購入・ご愛用頂いております。 しかしながら、お客様の状況・環境に合わない場合、砥石の寿命等に問題が発生する場合がございます。ご購入後にも、もちろん全力で相談に乗らせて頂きます が、トラブル防止の為にもご購入前にホームページやカタログ等で仕様の確認をお願い致します。

 ご購入を検討頂ける場合は、お近くの商社様か「お見積もり希望のお客様」へ見積もり依頼をお願いいたします。 (「お見積もり希望のお客様」を選択された場合、ムラタ溶研の販売会社「ムラタコーポレーション」との直接お取引となります。)

MT-10MMT-10D
フープウェルダーシートメタル